このチュートリアルでは、以下の環境を想定します。
まず、本チュートリアルでインストールするアプリをダウンロードします。Visual Studio CodeはMicrosoft Storeを使ってインストールできます。
まず、Visual Studio Code(VSCode)ですが、こちらは、Microsoft Storeを使って、インストールしてください。日本語環境にしておくこともお勧めします。次にAnacondaをインストールします。ダウンロードしたEXEファイルをダブルクリックしてインストールを開始します。
そのまま、Nextボタンを押下します。設定はデフォルトのもので問題ないようです。
さらに、Nextボタンを押下していきます。
さらに、Nextボタンを押下していきます。
いくつか画面を飛ばしましたが、単にNextを押し続けていくと、おおむねこのような流れでインストールできます。
次に、Anacondaの仮想環境を設定します。Pythonでの開発ではアプリケーションによって、使用するライブラリのバージョンを指定する必要がある場合があるので、開発するアプリが異なる場合には違う仮想環境を使ったほうが良い場合もあります。
スタートアップから、Anaconda Navigatorを起動します。左側のナビゲーションから「Environments」を選択します。初期状態では、base(root)しかありませんが、画面下の「Create」を押下することで、仮想環境を作ることができます
「Create」を押下すると、作成する環境を選択する画面が表示されます。環境名を入力し、使用するPythonのバージョンを選択し、「Create」を押下してください。ここでは、「env01」という環境名にしています。(授業で使用する際には、3.8版としておくと他のライブラリとの整合がとれるようですので、3.8.xを選択しておいてください)
作成が終わると、画面中央に新しい環境が追加されます。
ようやくこれで終了です。実際にインストールできているか確認してみます。Windowsのスタートメニューから、AnacondaPromptを選択します。そして、Pythonのバージョンを確認するコマンド(python --verision)を打ってみます。インストールされたPythonのバージョンが表示されましたか。
先ほども書きましたが、開発するアプリによって、新たにライブラリが必要になりましたら、使っている仮想環境に必要となったライブラリをインストールします。その際には、この画面を開いて、ライブラリをインストールしてください。インストールの仕方は、もう一つのチュートリアルを参考にしてください。
次に、VSCodeの設定をします。まず、作成するプログラムを保存するフォルダを用意します。ここでは、「VscpyProjects」というフォルダを作成し、利用しているユーザーのドキュメントフォルダに保存しました。実際にアプリを作る時には、このフォルダ内に新たにフォルダを作成し、プログラムファイルを入れていくことになります。
では、実際にVSCodeを使ってみます。ここで、先ほど作った仮想環境を使いたいので、VSCodeを直接起動しないで、まず、Anaconda Navigatorを起動します。そして、画面の上部中央から、先ほど作った仮想環境(env01)を選択します。
次に、タイル状に並んでいるIDEからVSCodeのタイルを探して、「Launch」を押下します。初回は、VSCodeのテーマを選ぶ画面がでると思いますので、好みのテーマを選択してください。先に日本語化をした場合、この画面は表示されないと思います。私は黒い画面が見づらいので、明るい色を選びました。
次に作業フォルダを追加します。追加には、「ファイル」>「フォルダーをワークスペースに追加」を選択し、最初に作成したフォルダ(VscpyProjects)を選んで、「追加」を押下します。
フォルダーを信頼するかどうか聞かれますので、「はい」を押下します。
最後に、フォルダが追加されていることを確認してください。
では、HelloWorldを表示させてみましょう。まず、先ほど追加したフォルダを右クリックして、新しいフォルダを追加します。ここでは「helloworld」という名前のフォルダを追加しました。
続いて、追加したフォルダで右クリックして新しいファイルを追加します。ここでは、「helloworld.py」というプログラム用のファイルを追加しました。
すると、画面右側にエディタが立ち上がり、プログラムを書き込めるようになりますので、そこに、print('Hello World!')と記入してください。
実行する前に、作成したコードを保存します。保存はCtr-Sもしくは、「ファイル」>「保存」で保存をします。
それでは、実行してみましょう。実行は、画面右上の右向きの参画印を押下すると、実行されます。画面下のターミナルに実行結果が表示されたでしょうか。
以上がAnacondaのインストールと環境設定、そして、その環境を使ったHelloWorld表示の説明です。